GNGWCでも5種目で日本代表選手団が結成されました
大きな動きはありませんでしたが、Eスポーツの社会的認知が高まる兆しがいくつも見られたように思います
しかしその後、きちんと大学に入ってスウェーデンに渡り、プロチーム「Afterlife Gaming」のメンバーとして活躍中です
FPSの観戦だけで大勢の人々が来たことに、感慨深いものがありました
「ゲームで強くなるといいことがあるんです」という言葉が印象的でした
新しいゲームや周辺機器、新しいサービスが登場しました
彼にはWCGに行く直前にインタビューしています
彼は日本在住ですが、WCGで仲良くなった世界の選手たちと交流し、アメリカの大会に参加するため渡米しています
今年発生した事柄ですが、来年に繋がる話題ばかりです
オンラインFPSの流行については「ゲームポータルサイトのパーティゲームやMMORPGに飽き始めた人々が、新しい刺激を求めて試し、その面白さがあらためて広まった」と言えそうです
彼らが海外に目を向けるきっかけとして、かつて日本から自費でCPL(サイバーアスリート・プロフェッショナルリーグ)に参加した4dNや、日本の企業の支援を受けてイギリスに在住したSIGUMA選手の存在があったことでしょう
『デッドオアアライブ』の餅A選手、『クエイク4』のuNleashed選手がアメリカとカナダの大会に参加しています
年越しが楽しみになってきました
・日本Eスポーツ協会準備会、日韓戦を開催
なんと言っても日本Eスポーツ協会準備会の誕生は大きなニュースでした
続いてマイクロソフトが「サイドワインダー」のブランドをゲーム用マウスで復活させます
先日開催されたBIGLANでは、サドンアタックの全国大会最終戦に何百人もの観客が訪れました
昨年は元AXG(アグレッシブジェーン)のgure選手が登録していましたし、今年の春には元4dNのENZA選手も『ウォークラフト』で契約しています
その点はどうかなと注目していましたが、12月に日韓戦を開催し、国内一般メディアにEスポーツを知らしめました
WCG2007の「デッドオアアライブ」の日本代表は活忍犬選手です
餅A選手もWCG2006の日本代表でした
それに加え、今年は個人的に手配して単身で海外へ向かう選手が目立ちました
2005年までに海外のEスポーツの情報がどんどん紹介されて、2006年にBIGLANやオンライン大会が活発になり、ゲームプレーヤーに"ゲームで競技する"という認識が広まりました
そんな日本人の常識を打ち破るゲーマー用高級マウスは、高付加価値化商品を並べたいパソコンショップ側の期待にも応えます
海外で経験する方法にもいろいろあるようです
思い切って海外に飛び出した仲間もいます
総論としては"前向きな年"でした
uNleashed選手は日本でcode-Realityなどのオンライン大会や、Eスポーツスタジアムなどに参加した後、ポルトガルのプロチーム「Team Excello」に所属しています
noppo選手は2006年のWCG(ワールド・サイバー・ゲームズ)にFPS『カウンターストライク』の日本代表でした
餅A氏、活忍犬氏および関係者の方々に心よりお詫び申し上げ、訂正させていただきます
ゲーマー用マウスはゲームだけではなく、機能に裏打ちされた高級マウスというポジションを獲得すると思います
来年は正式に発足し、日本のEスポーツの幹として期待したいですね
uNleashed選手とは先日、SteelSeriesの新製品発表会でご挨拶させていただいたので、いずれきちんとお話をお伺いしたいと思います
2005年にRAZER社が日本市場向けに出荷を開始しましたが、主にPCパーツ専門店向けだったこともあって、"知る人ぞ知る逸品"という位置づけでした
(編集部より)
WCG2007の日本代表選手の名前を誤って掲載しておりました
・日本人ゲーマー、海外に飛び出す
日本人選手が海外で競技すると言えば、世界大会の日本予選に勝ち抜き、代表として参加する例が思い浮かびます
2007年は日本のEスポーツにとっていくつかの転機を見た年でした
2007年を振り返ると、2008年が楽しみになってきます
チーム戦FPSでは世界的に『カウンターストライク』が人気ですが、韓国ではそのゲームポータル向け仕様、『カウンターストライク・オンライン』のβテストが行われました
ちなみに「Team Excello」はポルトガルに住まなくても、日本にいながら契約できるプロチームのようです
WCG2007では『デッドオアアライブ』の活忍犬選手が日本代表に
日本ではPCゲームは流行らない、FPSゲーム不人気などと言われていましたが、実は不人気ではなく、いままで体験する機会がなかったということでしょう
ゲームで学んだこと
・オンラインFPSが日本で次々にサービス開始
2006年11月にサービスを開始した『SPECIAL FORCE』以来、『WarRock』、『テイクダウン』、『サドンアタック』など、ゲームポータルサイトが運営するFPSゲームが続々と登場して盛り上がりました
これが本命かもしれません
日本ではマイクロソフトの強力な販売網に乗り、家電量販店のパソコンコーナーにも置かれました
マウスなんてパソコンにタダで付いてくるもの
FPS『カウンターストライク』のnoppo選手がスウェーデンへ留学
新しく組織ができました
ところが今年は、そのRazerがマイクロソフトと共同開発した「Habu」が発売されました
現在は日本に戻っていますが、アメリカのダラスで開催されたクエイクコン、カナダのWSVG(ワールドシリーズ オブ ビデオゲームズ)トロント大会で戦ってきました
日本でもサービス予定とのこと
ゲーム用マウスが入手しやすく、一般に認知されるきっかけとも言えそうです
その姿に、多くの社会人ゲーマーを勇気づけられたことでしょう
しかし、彼らは不満を募らせることなく、自らの新天地を海外に求めました
それ以前からゲーム用マウスを出荷していたロジクールは新しいコンセプトの「G9」を発売
ゲームが人を繋ぐ力
しかし、スポーツの世界で重要なことは「やりたい」ではなく「やった」です
今後、noppo選手の名前が海外のEスポーツサイトに登場するかもしれません
彼にもインタビューしました
基本料金無料、アイテム課金、キャラクターのレベルアップ、チャット機能のわかりやすさなど、MMORPGの要素を採り入れたせいか、かなり多くのユーザーを獲得したようです
何もしなければ進みません
たいへん失礼いたしました
日本で彼らの情熱を受け止められる環境が整っていないことに寂しさも感じます
この功績は大きいと思います
手前味噌ですが、当コラムShoot It,FF14 RMT!の記事から「Eスポーツ重大ニュース」を上げつつ、2007年を振り返ってみます
「機は熟していないけれどとにかく進むんだ」という決意が"準備会"の文字には込められているように思います
彼らが故郷に錦を飾れるように、日本社会にEスポーツの認知度を高めておく必要があります
新入社員の彼が余暇でゲームライフを満喫している
・ゲームミングマウスの日本市場導入相次ぐ
上記のオンラインFPSの人気とリンクしていると思われた現象がゲーム用マウスの新作ラッシュでした
今年の印象深い事柄はまだまだありますが、特に印象深かった事柄は上記の4つでしょうか
その時は、ホームステイしながら留学の下見をするというお話でした
組織を立ち上げるにはヒト・モノ・カネという資源が必要で、まだ整っていない要素があるのでしょう
日本Eスポーツ協会ではなく、"準備会"が付いているところが気になります
最近ではSteelSeriesが「Ikari」を発売しました
それを受けての2007年
そして日本製のゲーム用マウス「DHARMA TACTICAL MOUSE」も発表され、来年の1月に発売予定です
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