ブースにあったMad Catzのロゴ。これまでの黄色いロゴではなく,赤い爪痕のロゴになっていたのだが,E3 2012のタイミングからこちらに置き換えていくとのことである E3 2012のMad Catzブースに足を運んでみたところ,Wii U用のヘッドセットやゲームパッド,フライトシミュレータ用の新作ジョイスティックなど,興味深い新製品の姿をいくつか確認できた。まだ発表されていない製品もあり,その詳細は分からない点が多いのだが,フォトレポートで紹介してみたい。 Kunai Kunaiの名は,忍者が使用したと言われる武器から付けたとのこと。製品ボックスの右下にはWii Uの文字が TRITTONブランドの新作ヘッドセット「Kunai」は,直径40mmのドライバーユニットを搭載する,オーバーヘッドタイプのワイヤードヘッドセットだ。面白いのは,製品ボックスの右下を見ると分かるとおり,Wii U用だということ。発売はWii Uに合わせたタイミングを予定しているそうだが,Wii Uの発売日が決まっていないE3 2012時点で,対応製品を見られるとは思わなかった。 ちなみに,KunaiはWii U用以外にも,PlayStation 3用,そしてニンテンドー3DS用にも用意される見込みで,ブースには両機種向けの製品ボックスも展示してあった。さらに,ブースで話を聞いてみたところ,どうやらPlayStation Vita用も存在するとのこと,ドラクエ10 RMT。いずれの発売日も未定とのことだったが,これほどさまざまなプラットフォームに対応してきたヘッドセットというのも珍しい。 そのほかのWii U用製品 Mad CatzがWii U用に準備を進めているのは,ヘッドセットだけではない。ブースには,早くもWii U用ゲームパッドの姿が発見できた。写真を見れば分かるとおり,ボタンの配置はXbox 360タイプの,筐体中央寄りに十字キーと右スティックが並ぶスタイルだ。 ボディの上側に「FPS」と書かれているあたり,Wii Uで登場するシューター系タイトルに焦点を当てた製品なのだろう。 ボタン配置はXbox 360タイプ,DQ10 RMT。任天堂純正の「Wii U PROコントローラー」は,筐体中央寄りに十字キーと[A/B/X/Y]ボタンが並ぶ配置なので,これまでXbox 360でFPSをプレイしていた人の場合,使いやすい製品になるかもしれない ほかにもWii 用向け製品として,HDMIケーブル,コンポジットケーブル,ディスプレイ付きゲームパッド(Wii U GamePad)用ケース,タッチペンなどが展示されていた。Mad Catzブランドのケーブルにどういった利点があるのかは予想が付かないのだが,Mad CatzはWii Uでもさまざまな製品を展開していくようである。 Saitek Pacific AV8R Flight Staick Damage Inc. Pacific Squadron WWII Saitekブランドの新製品としては,PC/PlayStation 3/Xbox 360用ジョイスティック「Saitek Pacific AV8R Flight Staick」の製品サンプルが置いてあった。こちらは2012年8月28日に発売が予定されているコンバットフライトシミュレータ「Damage Inc. Pacific Squadron WWII」とのバンドルが予定されており,では予約受付も開始されている。 Saitek Pacific AV8R Flight Staickのサンプル。左からPlayStation 3用,Xbox 360用,PC用となる Mad Catzから発売されるフライトシミュレータ「Damage Inc. Pacific Squadron WWII」。日本で発売されるかは未定 ブースには既存製品のカラーバリエーションモデルもおいてあった。写真は海外で発売済みのヘッドセット「Cyborg F.R.E.Q. 5 Stereo Gaming Headset」のホワイトバージョン 日本でも発売されているゲーマー向けマウス「Cyborg R.A.T. 7 Albino Gaming Mouse」のカラーバリエーション。現行製品はマットなブラックだが,こちらは光沢のあるブラックになっている ブースにはMad CatzのCEOであるDarren Richardson氏(左)と,プロダクトマネージャーであるMark Julio氏(右)の姿が。興味深い製品が多く,ぜひお話を聞いてみたかったところだが,取材スケジュールの都合上,時間を取れなかった。うーむ,残念
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