Boostが効いていると分かる。つまり“出だし”に限れば変わらない性能が得られているわけである。 Configurable TDPを活用しても,短時間であればTurbo Boost時の最大クロックが同じため,レスポンスのいい使い勝手が得られるということがグラフから分かるだろう。Ultrabookの条件になっている高いレスポンスを満たす技術といってもよさそうだ。 ■Decouple Image Update from Screen Referesh 続いて紹介されたのは,Embedded DisplayPort 1.3(eDP1.3)で規格に盛り込まれた「Decouple Image Update from Screen Referesh」だ。長ったらしい名前だが,簡単に言えば,ディアブロ3 RMT,画像に変化がないときにはフラットパネルディスプレイ側にリフレッシュを任せ,グラフィックスメモリのアクセスを停止させてしまおうというもので,ディスプレイの絵が停止している間はGPUやメモリを低電力ステートに落とせるようになる。 Webブラウジングやテキスト編集などといった一般的な用途では,ディスプレイ表示が動かないケースが多いため,Decouple Image Update from Screen Refereshによる低消費電力化の降下が大いに期待できる。しかし,羽切氏も認めていたが,ゲームでは低消費電力の効果は望み薄だ。あくまでも一般用途向けのバッテリー駆動時間改善機能,くらいに捉えておけばいいだろう。 ■Intel Smart Connect Technology 最後は,いつでも最新の情報が得られるという技術「Intel Smart Connect Technology」だ。 スリープ中,定期的に低電力でスリープから復帰させ,メールやソーシャルネットワークのタイムラインを更新するIntel Smart Connect Technology スマートフォンやタブレットでは,メールやソーシャルネットワークのタイムラインがスリープ中でも更新されるのが当たり前になっているが,PCはいまのところそうではない。その欠点を改善するのがIntel Smart Connect Technologyである,cabal rmt。 スライドで示されたように,本機能では,スリープ状態から定期的に復帰させてネットワークへ接続し,情報を同期しようというもので,対応アプリケーションを用意すれば利用可能になるとのことだった
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